

ポリエステル/レーヨンサテン(表)⇔ ポリエステルサテン(裏)と、薄い素材同士のリバーシブルで仕上がった今季のGERMANY シリーズ。
ボンバージャケットのようなボリューム感と直接的なラグランのパターンで、どんな体格の方が着ても不思議と綺麗に収まります。
秀逸なデザインや刺繍のクオリティもさることながら、やはりこのサイズ感の部分が一番のポイントではないでしょうか。
とりわけ今季のモデルは裏地にポリエステルサテンを用いることで、軽量で風通しの良いリラックス感ある雰囲気になってます。
着古したような風合いを表現するためにリブのテンションは敢えて少し緩くなっており、ジップは名門IDEAL社のもの。
裏面の鷹も抜群に渋く、両A面のクオリティでこの価格なら間違いなく良心的プライスではないでしょうか。
ここ2シーズン完売が続くGERMANYシリーズ。サイズで悩めるうちに、是非お買い求めください。
とりわけ近年は古着市場でも高い人気を誇る、VIETNAM JACKET=ベトジャン。
いわゆるヴィンテージのそれは脇下/アームが細くややタイトなシルエットのものが多いですが、しっかりと今の気分で着れるボックスに近いシルエットにアップデートされています。とは言っても決してオーバーサイズに寄せすぎていない絶妙な塩梅。
上記のGERMANY JACKAT同様、やはりこの”サイズ感”の部分が一番のポイントです。
そしてポリ/レーヨンの光沢ある表地に、マットな太番手の糸を用いた繊細な刺繍が入ります。
"WHEN I DIE I'LL GO TO HEAVEN , BECAUSE I'VE SPENT MY TIME IN HELL"
(私は死んだら天国にいくだろう、なぜなら生きてるうちに地獄を経験したから)
ベトナム戦争という戦いがいかに過酷だったかを表す有名なフレーズですが、単純なスペルミスなのかはたまたスラング的な意味合いなのか。最後の"HELL"の刺繍が"HEELL"になっているものがヴィンテージにはあるそうです。
流石はTHRIFTY LOOK。そんな細かな部分まで忠実に再現しています。
裏地は、こちらもGERMANY同様にポリエステルサテンを用いることで、軽量で風通しの良いリラックス感ある雰囲気になってます。もちろんジップは名門IDEAL社のもの。
いずれのアイテムもその特異な背景はもちろんですが、単純に薄手のジャケットとして間違いなく重宝します。
このジャンルがお好きな方はもちろんですが、”気になっていたがどれを選べば良いか分からない”という方にこそチャレンジしていただきたい1枚です。