

(182cm / 3XLサイズ 着用)
先頭を飾るのはWALLA WALLA SPORTのベースボールTシャツ。
HIGH! STANDARDでもお馴染みのブランドである、WALLA WALLAが誇る定番カットソーです。
”ラグランスリーブの七分袖”と言えばヴィンテージの世界でも王道ですが、脇下が細くタイトなシルエットの物が多い為、スタイルが固定されがちなのも事実。
その点、このベースボールTシャツは見た目に反してワイドなシルエットが特徴です。
それだけでなく縫製後に乾燥機に掛けている為、着丈が程よくロールして(=短くなって)おり、決してオーバーになりすぎないのも落とし込みやすい理由の一つ。
そして着丈のみならず、袖丈もまた絶妙。
2XLや3XLなどのビッグサイズをセレクトすると、バングルや時計だけが見える8~9分丈に仕上がります。
七分丈以上、長袖未満。
そんな塩梅が癖になる、リピート率NO.1のカットソーです。
(182cm / 32サイズ 着用)
DickiesやBen Davisといった名だたるワークウェアブランドのパンツを抑え、ここ数年最も売れているのがこのRED KAPのPT60。
最大の特徴は、ウエスト両端に仕込まれた数㎝のゴムにあります。
ゆったりとしたイメージのあるワークパンツですが、ウエストだけに着目するとさほど大きくなく、腰骨の少し上あたり(=ハイウエスト気味)で履くとしっくりくるものが一般的。
故にウエスト基準で選んでいくと太さが合わず、反対に太さ基準で選ぶとウエストが合わないという壁に当たりがちです。
その点このPT60は着用時に僅かにゴムが伸びるので、ウエストはジャストでありながら、しっかりと太さを出せるまさに理想的な1本です。
そして人気の秘訣は、ワークパンツらしからぬ“穿きやすい生地感”にも。
コットン/ポリエステルの混率から成るワークパンツは表面に糊付けされていることが多く、型が崩れにくい反面、非常に硬く慣れるのに時間が掛かります。
耐久性はしっかりありますが生地が柔らかく、手にしたその日からガシガシと穿くことができます。
時にスラックスのような使い方で、綺麗なテイストにも振れる万能な1本。
ワードローブに加えることを強くお勧めします。
1905年、ブランド創設者チャールズ・ベックマンは14人の仲間とともに、レンガ造りの小さな靴工場を建てます。それが“RED WING SHOE COMPANY”の始まりです。
そんなRED WINGの代表作であり、“アイリッシュセッター”の名で知られる6 inch CLASSIC MOC
先に挙げた二つのアイテムに比べると、歴史も知名度も桁違い。既に説明不要の領域かもしれませんが、改めて掘り下げてみました。
1952年、白くて平らなクッション性に富んだ”トラクショントレッドソールを、初めてワークハンティング用のブーツに導入したRED WING
それが、8インチ丈のブーツ=“877”です。
その後、“877”の6インチバージョンとして”854”という品番で発売されたのが今回ご紹介するこのモデルです。
独特のレザーの色が猟犬の“アイリッシュセッター”の毛並みに見えることから、その名で親しまれてきました。
特徴的なソール、良質なレザーがもたらす高い機能性と耐久性で、ハンターのみならずワーカーからも絶大な支持を受けその名が広がり、アメリカを代表する唯一無二のワークブーツとして今日までその地位を築いてきました。
その後レッドウィング社の方針により“アイリッシュセッター”のタグが外されますが、高い人気を博していた日本市場からの熱烈なラブコールにより復活。
日本との関わりも深い、名品中の名品です。