SEIKOのアンティークウォッチのご紹介。
日本が世界に誇るSEIKOの時計史に名を刻む名品の数々を取り揃えております。
アンティークならではの味わいを感じてください。
1971年製のKING SEIKO Hi-beat 5626です。56キングセイコーは、キングセイコー初の自動巻きハイビートモデルで、こちらのモデルは国産自動巻で初めて「クロノメーター公式認定」が成されたクロノメーター仕様です。公式認定により、世界規格の「CHRONOMETER」として、正式に文字盤に表記することが可能となりました。文字盤はおそらくリダンで、ヘアライン仕上げが施されたネイビー。光線の加減で美しいグラデーションが現れます。文字盤最小のひと目盛りが一般的な1秒単位に対して、こちらのモデルは1/5秒=0.2秒刻みになっており、スポーティーな印象が特徴です。
キングセイコーの三世代目、1969年製のキングセイコー 56KSです。セイコーの中では珍しいブラックマットダイヤル、アプライドのローマインデックスのフェイスが特徴的です。ケースはワンピースで、防水性に優れています。このモデルの最大の特徴として、6時ラグ間にあるネジを開けることで中の緩急針を調整できる、「外部微動緩急調整」機能が備わっています。
1969年製のSEIKO 6139クロノグラフです。世界で初めて機械式の自動巻きクロノグラフを発表・発売したモデルとして有名です。こちらのモデルは映画俳優のブルースリーが愛用したモデルとして、Bruce Leeというニックネームで親しまれています。鮮やかなサンレイブルー文字盤とスペイン語表記が施されている希少な点も特徴です。
SEIKOのダイバーズウオッチのセカンドモデルです。このダイバーズウオッチは日本を代表する冒険家の1人「植村直己(うえむらなおみ)」の助言を基に、セイコー社が見直しを繰り返しながら進化を遂げた時計と言われており、通称「植村ダイバー」と呼ばれています。植村氏は日本人として初めてエベレスト登頂に成功、世界初の五大陸最高峰の登頂者となった日本を代表する冒険家の1人です。1974年~1976年という足掛け3年にも及ぶ北極圏12000kmの犬ぞりの旅にもこのモデルが使用されました。植村氏に愛用され数々の苛酷な環境で使用されていたことから、この時計の性能の高さが伺えます。また、防水性だけではなく氷点下の世界でも確かに時を刻み、植村氏と共に歴史をも刻んだ魅力ある逸品です。こちらのセカンドモデルは、迫力満点の独特なフォルムの大振りなケースが特徴です。